梅仕事

梅雨入りしたんですね。
その割に雨が少なかったので久しぶりの雨はありがたい。
おかげで植木鉢の草花も勢いがよくなりました。
さてこの時期は梅が出回ります。
青くて固い梅は梅酒や梅シロップに。
黄色く熟した梅は梅干しを作りましょう。
梅干し作りは日にちをおいてお天気を見ながらボチボチ進めましょう。
まだ作った事が無いという方も今年こそチャレンジしてみませんか。

材料は、完熟梅1,4kgに対して塩400g赤紫蘇の葉が800gが目安。
1梅は種が小さそうで果肉が厚い熟したものがいいです。
洗って一晩たっぷりの水に浸けてアクを抜きます。
翌日ザルにあげて水切りしておく。(拭かなくてもよい)
2容器(かめやガラス瓶)をきれいに洗って拭き、そこに梅を入れては塩をふるをくり返す。
塩は下の方は少なく上に行くほど多めにふり入れる。
3きれいな皿や木ふたを梅の上に乗せ、軽い重しをして、ほこりが入らないように
紙などで被って、日陰の風通しの良い場所に置き水が上がってくるのを待つ。
4すっぱい匂いがして梅酢が10日くらいでたっぷりあがってきます。
お天気の良い日がきたら、梅を取り出し竹ざるに広げて天日干しをします。
これを10日間くらいすると梅が乾いて塩を吹くようになります。
5さて、そこで、赤紫蘇を入れます。
赤紫蘇は一枚ずつちぎって丁寧に洗い水気を拭いて、
軽く塩をふって塩揉みすると青いアクが出ます。
6アクを絞った赤紫蘇を容器の梅酢に入れるとさっと真っ赤になります。
そこへ梅を戻して、容器をゆすって混ぜ蓋をする。
そのまま土用まで置く。
7土用に入ったらお天気の良い日に容器の蓋を取り日に当てる。
夜も雨に注意して夜露にあてるのを二晩したらだいたい出来上がりです。
蓋をして冷暗所に保存しておきましょう。